こんにちは!
婚活メディア『Fromeeee』を運営しております、高野です。
静岡市にある結婚相談所「静岡婚活サロン クローバー」の婚活カウンセラーとして活動しています。
人生の大きな決断となる結婚。
この人と結婚する!とスムーズに事が進むパターンもあれば、お相手のことは好きだけれど決断して良いのか迷っている。ということもあります。
迷う気持ちをハッキリさせるためにも、結婚後にこんなはずじゃなかったとならないためにも、「夫婦」になってから重要となってくるポイントを確認しておきましょう。
ポイント1.お金の価値観
お金の価値観が大きく違う相手との結婚生活はなかなかのストレスになります。
倹約家や浪費家などお金の使い方にはタイプがありますが、ほとんどのカップルの場合、話し合ってだんだんと価値観をすり合わせていくのではないでしょうか。
この先家族として共に過ごす上での要注意ポイントは「自分以外に対してケチな人」と「見栄を張る人」。
前者は自分への投資はするが、他人へお金を使うことにシビア。後者は身近な人へはシビアだけれど、他人には見栄を張るためにおごったり、格好をつけるために必要のないところへお金をかけがちです。
どちらの場合も「自分」と「他人」の間にいる「家族」にはお金をかけずに済ませようという考え方を持っている場合があります。一番身近で暮らしていく家族なのに、そんな相手では物悲しく感じる時が来るでしょう。
もしお金の使い方に違和感を感じるようなら、お互いの親への態度を見てみるのも良いかもしれません。
見極めるポイントとしては、母の日や父の日、お互いの親にお土産や贈り物をする機会があれば、そこがチャンスです。自分の親にも相手の親にも同じように感謝を伝えられるような方なら、今後家族となるうえで信頼できそうです。
ポイント2.怒った時の様子
結婚後は様々な重要な決断を夫婦ふたりで行うことが増えるので、意見の違いから喧嘩になることもあれば、同じ空間で生活をしていればどうしても機嫌が悪くなることもあります。
夫婦の喧嘩以外にも、仕事や日常の様々なことで不機嫌になることはあると思います。
そういった状況での態度がどんな様子なのか、お相手をよく観察しておきましょう。
怒ったり不機嫌になることは当たり前の感情です。
ただし、『些細な事で怒る』『上手くいかないことを人のせいにする』『すぐ物に当たる』といった様子がある場合には、今後続く結婚生活で一緒に暮らしていくことは難しいかもしれません。
ポイント3.家事をするか
夫婦のあり方のよってはどちらかが家事を主に担うということはもちろんあります。
しかし最初から「家事は全くしないのでご理解ください」といったスタンスのお相手ですと、この先ずっと一緒に生活していくのは家事をすべて担う側の大きな負担になりかねません。
家事は生活に欠かせない必要不可欠なものだからこそ、自分にはやれない、やりたくないではなく、『協力し合うのが当たり前』と思い合えるのが理想です。
いま現在の時点で家事が苦手な方も、これから少しずつでもやれることを増やしていく姿勢を持っているか、全く持っていないかでは、大きな違いです。
家事の分担が円滑に出来ることによってお互いのストレスを減らし、夫婦関係が円満になることが期待できます。
それぞれ得意な家事、苦手な家事もあるかもしれません。ふたりで話し合ってお互いにストレスを抱えない家事分担が出来ると良いですね。
ポイント4.家族との関係性
これから新しい家族を築くうえで生まれ育った家族との関係性を知っておくことも重要です。
良くも悪くも、育ってきた家庭環境は各々のアイデンティティに大きくかかわってくるからです。
どのような家庭環境で育ってきたか、現在どのような家族関係なのかを知ることは、お相手のことをよりよく理解するための情報の一部ですので「良くも悪くも」と前述したように、どういった家庭環境が正解ということではありません。
お互いの家庭環境がどうなのか、家族に対してどのような態度であるか、その上で、今後自分たちはどんな家庭を築いていきたいか。
それをふたりでしっかりと認識し合うことが夫婦となるうえで重要なことです。
ポイント5.結婚後のイメージを聞いてみる
「どんな結婚生活をイメージしてる?」や「理想の夫婦像はどんなイメージ?」と聞いてみましょう。
結婚後の仕事のビジョン、居住環境、子供を望むかなど、結婚後のイメージを膨らませることはもちろんですが、話の端々で「家事は全部やってほしい」や「自分の時間は絶対に減らしたくない」など、自分本位な発言がでてくるようなら、こちらも要注意ポイントです。
結婚後はお互いの実家の用事、子育てや家事の分担など、独身時代とは違い時間や生活を共有する場面がたくさんあります。『ふたりで一緒に家庭を築いていく』というイメージは早めに共有しておく方が結婚後のトラブルにも発展しにくくなります。
もし現時点で結婚生活のイメージにズレを感じるとしても、もしかしたら今はまだ結婚後のイメージが湧いていないという状態かもしれません。
自分はこんな結婚生活のイメージだな。や、こんな夫婦が理想だな。と伝えてみましょう。
ふたりとも心地よく感じられる夫婦像を目指していけたら素敵ですね。
最後に
好きという気持ちの先にあるのが結婚ですので、一番大切なのはその気持ちです。
ただ、こんなはずじゃなかったというリスクを減らすためも、事前に確認できそうな部分は知っておくのが良いでしょう。
長く続く結婚生活で、お互いに心に無理をせず過ごしていくことがとても大切なことです。
その為にも、気になったことはきちんと話し合える関係性を築いておけることが理想ですので、もし違和感を感じたら、気になることをひとりで心に貯めておかず、「こういったところが気になってしまう」ということをきちんと伝えてみましょう。
もしかしたら、案外簡単に解決できることだったりもしますよ。
この記事が、大事な結婚相手を決断するうえでの参考になれば幸いです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。