恋愛心理学

こんにちは!

婚活メディア「Fromeeee」を仲間達と運営しています「結婚サポート クロッシング」の三井です。
名古屋市熱田区を拠点として、地元の弥富市でも活動しています。
私は現役バーテンダーもやっていまして、婚活と飲食のそれぞれの現場で、見て、聞いて、感じたことをブログにしています。
みなさまの実践のためになる情報を出していきたいと思っております。

 

今回は、婚活が上手くいっているかたも、なかなか上手くいかない方にも、きっと役に立つと思われる「心理学効果」を用いてアピール上手になる方法をお知らせします。

心理学効果はたくさんありますが、私なりに効果が高いと思うのをご紹介します。

 

①親近効果

親近効果とは「最後に与えられた情報が最も印象に残る」という心理効果です。

人は、いろんな情報を頭の中で整理して何か判断をする時に、一番最後に得た情報が、判断をする上でその人の印象が決定されやすいものです。

例えば、映画を見てて劇中がどんなにハラハラドキドキしたとしても、最後がハッピーエンドだと、その映画はハッピーな作品だと印象つけられ、逆に悲しいエンディングだと泣ける作品、不思議な終わり方だと考えさせられる作品だったと、多くの方が思うはずです。

これは恋愛において、相手の印象に自分を残したい時…

デートであれば自分の伝えたいこと(感謝の気持ちを伝える)(プレゼントを渡す)などを最後に伝えて、相手に良い印象を与えれば、きっと相手の心に残るはずです。

大勢が集まるパーティーなどは、最後に話しかけることで、たくさんの人と話された方でも印象に残るはずです。

 

真逆の効果として「初頭効果」というものがあります。

初頭効果というのは「最初の印象で相手のイメージが左右される」という心理効果です。

自己紹介や面接などで第一印象が重要だと言われたこと一度はあると思います。第一印象って大事ですよね。

 

 

一見両者は矛盾するように思えますが、どちらが優越というよりは、どちらも相互に影響を及ぼしているのです。

より相手に関心を持っているほど最後の情報「親近効果」が強くなり、反対に相手の関心が薄い場合は最初の情報「初頭効果」が強く影響するのです。

 

「初頭効果」は長期記憶に残り、長い間に渡り相手の印象を決定します。

「親近効果」はより最新の情報が短期記憶に残り、その場での印象を決定するそうです。

なので、異性に会う時はまず第一印象を頑張って感じの良い人だなと長い間相手の印象に残るはずでしょう。そしてデートまで行ければその終わりにもう一押し相手が喜ぶことをする。それができれば相手の心にあなたが残るはずです。

 

②黄昏効果

黄昏(たそがれ)とは、簡単に言うと夕方のことです。

夕暮れ時には、人間の体内リズムが最も不安定になる時間帯で、思考力や判断力が鈍ると言われています。

余談ですが、ヒトラーは民衆の心を演説で掴んだと言われています。演説の時間帯を夕暮れときの、人々の思考力や判断力が鈍る時を狙って長い演説をしたそうです。ヒトラーは正しいことを言っているかもしれないと思わせて、演説に成功して支持を得たそうです。

 

この効果は恋愛に使うのにピッタリですよね。

さらに、例えば高層ビルや海が見える所などで夕日が見えるロマンチックなシチュエーションなら「黄昏効果」の威力は倍増です。

 

また、夜に告白するというのも効果的です。

「暗闇効果」という心理効果です。

夜や暗闇など暗い場所というのは、人間にとって本能的に恐怖を覚えるそうです。そうした暗闇の中では一緒に居てくれる人に対して安心感を覚え、好意的な感情を持ちやすくなり、相手との関係が急速に親密的になりやすいと言われています。

 

いずれにしても、夕方から夜にかけては、愛の告白をするのに都合の良い時間帯なのです。

ただし、いくら都合の良い時間帯だからといって、相手が少しでも好意を抱いていなければ成功しません。そのためにも告白までに気遣いや思いやり、相手との距離を縮めることで、相手から好かれる努力をしましょう。

 

③スティンザー効果

これは座る位置で相手との関係性ができる心理効果で、アメリカの心理学者スティンザーがまとめたものです。座って話す位置によって相手に与える印象が変化すると言われています。

恋愛関係を築いていくうえで、まずあいてに受け入れてもらうことがとても重要です。そのためにも警戒心や緊張を和らげる方法として、その一つがどう座って話すかなのです。

❶自分から見て正面 (相手があなたの正面に座る位置)

人間は正面から向き合うとこういう心理効果が働きます。

「対立」「緊張」「圧迫感」「真剣さ」

これは真剣な話をする時はいいのですが、それ以外の時は相手に緊張感や圧迫感を与えてしまいます。それに二人の間に上下関係を生みやすいので、相手から警戒心を抱かせやすく親しくなりにくいポジションです。

特に女性はジロジロ見られることを嫌うので、不快な印象を与えてしまうこともあります。食事などお店によっては仕方ない場合もありますが、デートなどは正面で話す場面を減らしましょう。

❷自分から見て横 (相手があなたから見て横に座る位置)

「同調」「協調」「親密感」「愛情」

の心理効果が働きます。

同じ方向を向いていて、体の距離も近いため親しみを感じやすく心の距離も近くなるポジションです。親密度が高まりやすく、大きく進展する可能性もあります。

ただし初対面や会って日の浅い関係の時は逆効果のこともあり、パーソナルスペース(他人に入り込まれたくない範囲)に、隣という接近しすぎる距離を詰めてしまうと、不信感や警戒心を抱かせてしまいます。なので無理に相手の隣に座ろうとせずに、自然と横に並ぶような場所、例えば公園のベンチやお寿司屋さんやバーなどを使ってみるのもオススメです。

 

❸自分から見て斜め前 (相手があなたから見て斜め前に座る位置)

会話の時にほどよく相手の顔を見ることができ、直接的な視線の交わりが無くリラックスした状況を作りやすく、心理的に安心感をお互い感じやすい。

これからの関係性を築いていくには最も向いているポジションです。

 

デートではもちろんのこと、パーティーや合コン、飲み会でも、狙った人がいるのであれば、「真横か斜め前」に座るのを意識してみましょう。「真横」がハードル高いなら「斜め前」が心理的に話しやすく親しくなるチャンスが得られるでしょう。

 

いかがだったでしょうか?ぜひ今後のアピールする場面で実践してみてください。

今回は恋愛における心理効果をご紹介しました。ですが恋愛だけでなく、仕事関係や友人関係のコミュニケーションにも使えるのです。

「親近効果」はプレゼンテーションで使えます。

「スティンザー効果」は初めて会う人や仲良くなりたい人の関係構築にも使えるのです。

ぜひ色々な場面のときにこのブログの心理効果を思い出してくれれば幸いです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三井 武

結婚サポート クロッシング
「幸せをつかむ、少しの勇気を後押しします。」

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