皆さまこんにちは!
MUSUBU Marriageの服部です。
婚活メディア『Fromeeee』のブログをご覧いただきありがとうございます。
本日は『なぜマッチングアプリは男性のみ有料なのか?』という話題について。
最近Xで話題になるのは、「お見合い時の飲食代が男性負担」「某焼肉チェーンでの女性のみ半額キャンペーン」など性別による不平等さを問う内容が多い印象です。
また、男性の友人が「男はマッチングアプリで連絡を取り合うことでさえ有料なんだよ…」とぼやいていたのを何度か聞いたことがあります。
Xのように「男性だけ負担はおかしい!!!!」と熱を持って主張する人をリアルではみたことがないですが、年収もさほど変わらない男女で負担額が違うのは「もやっ」とすることがあるのも分かります。
結婚したら「女性は主婦になる、男性は一家の大黒柱」という家庭像が当たり前の時代は過ぎ去りました。
私たち仲人は、家庭像・結婚観を日々アップデートしていく必要があると思っています。
とはいえ、アプリの課金やお見合い時の飲食代など婚活市場でのルールはそう簡単には変わらないと思います。
なぜ変わらないのか?…ここからは、私の持論なのでこういう捉え方もできるのか~と軽く見てみてください。
婚活市場価値って…?
3高(高学歴・高身長・高収入)という言葉は、もう古いでしょうか。
女性の結婚適齢期を「クリスマスケーキ」の賞味期限になぞらえた表現もありましたね。
現代を生きる私たちの感覚では、「古い考え方」「余計なお世話だ」と思う方も多いのではないでしょうか。
私も実際にこの言葉を初めて聞いた時にはそう思っていました。
では、婚活をする人にとってはどうでしょうか。
「ふむふむ。〇〇大学卒業ね。」「条件はー特にないけど、身長170cm以上っと」「年齢は気にしないけどなーまあ34歳くらいまでかな」
品定めをする気持ちになっている人は多いのではないでしょうか。
「あなたは学歴は、はなまるなのに、身長が今一つね。でも案外容姿はいいから総合したら及第点かしら。」なんて言われたら、誰だっていい気はしません。
ただ、仲人として会員様のサポートをさせて頂く中で無視できない事実があることも理解しました。
「婚活市場価値」は明確にあります。これは今後時代が変わっていっても、一夫一妻制である限り無くならないものでしょう。
その時代によって、何を価値とするかは変わるかもしれませんね。
では婚活市場価値が高くなければ結婚は諦めないといけないのでしょうか。
違います。
自分の魅力が伝わる層に、伝わるアプローチをすればいいと思っています。
幸せな結婚を婚活で実現できる人は、「婚活市場価値が高い人」ではなく「婚活市場価値という存在を意識」+「自分の軸で積極的に行動」の両方ができる人だと思っています。
幸せの基準は他人に決めさせてはいけないと思います。
ただ、結婚は他人だった人とするものです。その人の幸せの価値観も理解しようと努力できるとよいのではないでしょうか。
男らしく頼りがいのある男性です!
よく結婚相談所のPR文に記載がある一文です。
女性は「可愛らしく、笑顔の素敵な女性です」などがやはり多いですね。
これも最近Xで話題になっていましたが、「自分の機嫌は自分でとれる、情緒の安定した…」という言葉もよく見かけます。
何を基準として情緒が安定していると評価できるのか不明ですが、婚活で出会いを求める会員様の多くは「暖かい」「穏やかな」「長く続く」結婚を求めていますので「落ち着いたタイプ」に魅力を感じますよね。
婚活市場価値を左右するものとして、先ほどは「年収」や「学歴」など定量的なデータを例に挙げましたが、もちろん定性面の情報も大切です。
私も頼りがいのある男性にリードされたいと思いますし、笑顔が素敵な女性に癒されたいと思います。
一緒に過ごす時間が長い夫婦となるなら、なおのこと、性格面での男らしさ・女性らしさが気になるのではないでしょうか。
仲人は婚活PR文を書くプロでもあります。
どんな表現が自分の会員様をより魅力的にみせるのか、日々考えてアンテナを張っています。
自分の会員様の魅力は自分が一番知っているぞ!と思えるくらい理解し、魂込めて文章に書き起こしています。
もちろん嘘は書きませんが、やはり婚活のプロである仲人たちの使う表現というのは婚活市場価値を理解している人の表現だと思います。
婚活において適切な”PR”になり、大切なご縁をお繋ぎできるように本気を出しているのです。
ちなみにですが、、、定性情報をプロフィールで判断するのはとても難しいです。
プロフィールをみるときは、漠然と「こんな人なのかなぁ~」くらいに想像するに留め細かいことを考えすぎず、まずはお会いして、その時に率直に感じたことでお相手を理解するのがいいと思っています。
マッチングアプリは女性も有料にすべき?
婚活に関わる者とって、婚活市場における”ニーズ”は理解しておいた方が良いと思っています。
なんとなく理解していても、それを自分に当てはめることはあまりしないのではないでしょうか。
自分の価値を人につけられるのは嫌ですよね。私も絶対に嫌です。
ただ婚活において、自分が思う自分と、他人から見た自分は意識せざるを得ないものだと思っています。
結婚は20年30年と全く違う環境で、全く違う人生を歩んできた人と共に過ごしていきます。最初からパズルのピースがはまるような感覚になる人は少ないと思います。
自分の価値ばかり主張してそれでいて相手の評価を厳しくしている方は”ニーズ”を無視してないでしょうか。そして「こんなに頑張っているのに、なぜ上手くいかない…??」と思うことも多いのではないでしょうか。
まずは目の前の相手を理解してみようと思いませんか?
結論、【ニーズがあれば】今後マッチングアプリは女性も有料になると思います。
逆にいうと、ニーズがなければ女性有料のマッチングアプリは不要です。
マッチングアプリの利用者は、「パートナーとなる異性を求める人」です。
つまり、男性と女性のバランスが良くなければサービスとして成り立たないです。
現状、多くのマッチングアプリが【女性は無料、男性は有料】で成り立っているのであれば、男性のニーズ>女性のニーズになっているということです。
またお見合いの飲食代についてですが、これも婚活市場における”ニーズ”によって決まっているものだと思います。
このルールがあることで活動しやすいのは、女性だけではないです。
お見合いでのルールは守っていれば、婚活市場であなたの魅力を下支えしてくれるものだと捉えて欲しいなと思います。
さいごに
きっと今後も度々繰り広げられるであろう「男性だけなぜ!」「女性だって!」という類いの論争は、婚活をがんばる男女にとって足かせになることがあると思っています。
”認知的不協和”という言葉をご存知でしょうか。
人間は矛盾を嫌うというものです。
婚活中は「早く素敵な人と結婚したい!婚活頑張ろう!」という気持ちと「全然いい人に出会えないじゃないか!婚活辞めたい!」という気持ちが混在する方はとても多いと思います。
その矛盾を打ち消してくれるのが、「だってマッチングアプリは男性だけ有料なんだから不平等じゃないか」や「男性はスーツでいいわよね、女はメイクにヘアスタイル、お金や時間もかかっているのに」というがんばらなくていい理由たちです。上記の論争は、今がんばろうとしている人の足を止める「それらしい理由」になってしまいそうで、わたしは悲しいなと思っています。
自分ががんばらなくていい理由をみつけるより、正しいがんばり方を知りましょう。
何が正しいがんばり方なのか分からない人は、仲人さんに聞いてみてください。
あなたが今まで「もやっ」としてきた気持ちを受け止めつつも、正しくがんばる方法を教えてくれるでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
皆様の婚活応援しております!